身延山久遠寺三門。ここから先、信仰者は徒歩が基本である。(下馬下乗)
三門の上には十六羅漢、釈迦三尊が祭られている。
許可を得れば昇ることができる。眺めは絶景。
藤井日光身延山久遠寺第九十一世(御当代)法主様建立の御題目宝塔
宮沢賢治の石碑。「塵点の却をし過ぎていましこの妙のみ法にあひまつりしを」。
大檀那波木井実長公の像
ここから道は、中央の菩提梯を挟んで左手に登る男坂と右手に登る女坂に分かれる
菩提梯は二百八十七段の石段で、江戸時代佐渡の石工により創られた。
坂道の途中には、距離を表す石碑が立つ(1丁は、約100メートル)
男坂と菩提梯は途中二箇所で通じている
日蓮宗総本山身延山久遠寺大本堂
以前はここから上れたのだが、今は報恩閣の受付から昇堂することになっている。本堂の左脇、宝物殿の前を通って、奥に抜けると、坂道が続く。
本地堂
甲比丹ゼェムスの墓。明治政府のお雇い外国人として公開技術を伝えたキャプテン・ジェーエム・ジェームス氏の墓。ジェームス坂を作ったことでも知られ、熱心な法華信徒であった(東京坂道写真館・ジェームス坂)
三門からの距離
十如坊
十丁目の石碑のそばに、瘡中稲荷大明神がある。この境内に生える草の汁をぬると、できもの、かぶれに霊験があると伝えられている。
莚師法縁の祖。身延山第二十九世隆源院日莚上人の偉業を伝える立て札。堂の前に立つ。
日蓮宗尼僧法団本部。すぐそばに丈六堂が建つ。丈六堂は、只今工事中で、来春竣工の予定とのこと。
十如坊鬼子母神堂。脇を通って丈六道へと抜けられる坂が続く(近道)
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